2013年6月9日日曜日

韓国で女子校生活

ソウル大学校国際大学院は、韓国女子が7割ほど。
花園かと思いきや、女子特有の政治を体験して、勉強になってます。

噂好きで派閥を作りたがる。派閥間抗争と派閥内抗争。直接ではなく陰口から人を判断して距離を置く。Aさんに誘われた飲み会にBさんは誘ってはいけない、Cさんも一緒に行くことになったらAさんは帰った、などなど。客観視すれば、大学院生にもなって中学生みたいなことをやってるなという印象です。

「これは韓国人の気質じゃなくて、うちの大学院がおかしいだけだから」
「女子が集まればこうなるもの」
とも言われましたが、海外在住経験が長い女子は、そうした「政治」から距離を置いた、自然な人が多い印象なので、やはり韓国人の気質であるとも言えそうです。

韓国人は整形大国であることに顕著なように、「人からどう見られるか」を気にします。それは見た目だけでなく、女子の間では英語の発音がどれだけきれいかでヒエラルキーがあるそうです。そして、発音を気にしてヒエラルキーを作るのは英語ネイティブな学生ではなく、韓国育ち。そしてソウル大、優秀、というプライドがさらに問題を悪化させる、そうです。多くの人がそれらのおかしさを訴えてくるのですが、全体としてはそれが続く、という状況。

中高は男子校でしたし、これまであまり派閥政治がない環境で育ってきたと思います。
ソウルでの女子校生活は面倒だなと思うこともありましたが、将来、派閥政治が激しい環境に置かれたとき、この経験は役に立つと思います。

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