2013年5月16日木曜日

【お知らせ】東京大学公共政策大学院が入試説明会を開催します

所属する東京大学公共政策大学院が5月30日に入試説明会を開催します。
http://www.pp.u-tokyo.ac.jp/news/2013/04/news20130426.htm
ぜひご参加ください。


東京大学公共政策大学院2014年度入学者選抜試験に関する説明会を開催します。
東京大学公共政策大学院は、政策実務家の養成を目標として2004年度に発足した専門職大学院です。特に国際的視野のもとで現代社会の直面する課題を発見し、課題の解決に必要となる政策と制度を構想する力をもち、またコミュニケーションと合意形成の能力にも秀でた、国家機関・地方自治体の公務員、国際組織やNGOの職員、シンクタンクに勤めるエコノミストや政策アナリストなど、時代の要請に応える政策実務家を育成することを目標としています。
本大学院で教育・訓練を受けた人が、法学・政治学・経済学・国際関係論を横断した幅広い知識を獲得するとともに、また実務で求められる必要なスキルも身につけることができるように、教育科目にも、また教育内容や方法にもさまざまな新しい発想や工夫が取りこまれています。大学の専門教育において法学・政治学・経済学・国際関係論などを学んだ人はもちろん、これから学ぼうとする人も、またいま大学を卒業しようとする人ばかりでなく、職業人としての実務経験を踏まえてさらに深く学ぼうとする人も、ぜひ御応募ください。
説明会では、東京大学公共政策大学院について、入学者選抜の基本的考え方、カリキュラムの概要等についての説明を行います。



この告知文を読むと、公共政策大学院ホームページ内にある大学院設置の趣旨に記載されている
「この公共政策大学院は、広く公共政策に携わる政策プロフェッショナルの養成を目指しています」
「こうした能力は、何も国や地方公共団体で働く公務員のみならず、民間企業や国際機関、言論界等でも求められています」
という文言とは異なり、「政策実務家を育成することを目標としています」と明言している点に、方向性が表れているような気がします。

大学院設置の趣旨が書かれた頃には、大学院創立まもなく、広く受験者を集めるために緩い記載になっていたのに対し、創立およそ10年が経って知名度も上がったので、より方向性を明確にしたものと考えます。現状、大学院が想定しているより民間就職が多いのかもしれません。


もう一つ明確な方向性が表れている点として、平成25年度、2013年度入試結果の公表から合格者のTOEFL iBT平均点を開示していることがあります。

2011年度入試で入学した自分の肌感覚としては、同期の入学時TOEFL平均点が85点もあったとは思えません。合格者の平均点が85点になっている点、それまでしていなかったTOEFL合格者平均点の開示を始めた点から、明確に英語能力の選考における比重が上がっていることが伺えます。

0 件のコメント:

コメントを投稿